「イノアック」タグアーカイブ

【ULとは?UL94とは?調べてみました。】

ご安全に。

先日、イノアック カームフレックス F-2 ウレタンフォーム(スポンジ)の加工について紹介させていただきました。

商品スペックの説明で「燃焼性はUL-94 HF-1」と案内しましたが、それがどういうことかいまいちわかりませんでしたので、調べてみました。

ULとは”Testing for Public Safety”を基本理念とする世界で最も古く、権威のある安全試験機関です。Underwriters Laboratories Inc.(UL)は公共安全への寄与を目的として、1894年に米国で設立された100年を超える歴史を持つ独立試験・認証機関です。

様々な製品規格の策定とそれらに順じた製品試験・認証サービスの提供を活動の核として、幅広い製品の安全性確保に寄与しています。また、ULは安全規格の開発も行っており、それらの規格の約70%がANSI(米国規格協会)に認められ、米国の国家規格として採用されています。

UL94とは高分子材料(ゴム・プラスチック)の難燃性規格です。試料を水平に燃やす方法(Horizontal burning test)と垂直に燃やす方法(Vertical burning test)との2通りの試験方法があります。

最も燃え難いV-0からV-1,V-2及び遅燃性材料であるHBまで、燃料の度合いによりクラス分けしています。米国で使われる電気製品には、その部品の使われ方によってどのクラスの材料を使うかが定められています。

固い文を並べてみましたが、簡単に言うと

「プラスチック系の材料を燃えにくい順に分けて、グレードを付けました」

的な感じでしょうか。

<発泡材料>

 グレード   燃焼性
 UL94HBF  遅燃性
 UL94HF-2  難燃性 低い
 UL94HF-1  難燃性 高い

ということで、

「イノアック カームフレックス F-2は発泡材料の中では難燃性の高い材料である」

ということになるのですね。

各種フォーム、スポンジ加工のことなら、ご相談ください。

【イノアック カームフレックス F-2 トムソン型で加工しました】

材料:イノアック カームフレックス F-2 ウレタンフォーム(スポンジ)

加工方法:トムソン型打ち抜き

加工用途:防音、吸音

カームフレックスとはイノアック製吸音制振材の登録商標です。吸音性タイプと制振性タイプを取り揃えており、プリンター・印刷機などのOA機器をはじめ、建設機械・自動車・オートバイ・家電製品など幅広い分野に使用されています。

今回の加工製品はカームフレックス F-2です。軽量・低価格で幅広い用途に使用されています。密度は25kg/m3、燃焼性はUL-94 HF-1です。

イノアック カームフレックス F2 10t

この製品画像はカームフレックス F-2をトムソンで打抜き加工した直後で、検査・仕上げ工程前のものです。検査・仕上げ工程前いうことは、穴取りする前の状態です。

ここで問題です。この製品に加工されている穴の数は一体いくつでしょうか?答えはこの記事の最下部に記しておきます。

イノアック製カームフレックスで F-6という材料も加工しています。イノアックさんから見本帳をいただいたのが、この写真です。

イノアック カームフレックス カットサンプル

はめ込み式になっていますが、このF-2とF-6、見分けがつきません。並べて比較し、触り比べても判別できる自信がありません。このはめ込みを逆にしても誰もわからないかも、です。単独であれば品番指定は不可能に近いと思います。

材料の管理は重要であると再認識しました。

各種イノアック カームフレックス F-2 ウレタンフォーム(スポンジ)加工のことなら、ご相談ください。

正解は7個でした。すべて見つけることはできましたか?