
材料:CR(クロロプレンゴム)
加工方法:ウォータージェット加工
用途:緩衝

CR(クロロプレンゴム)は耐候性・耐オゾン性・耐熱性に優れ、耐油性も良好なゴムシートです。バランスのとれた性質を持つため、合成ゴムの中ではポピュラーで扱いやすい素材です。
CRとは「クロロプレン ラバー(Chloroprene Rubber)」のアルファベット頭文字からの略称です。「ネオプレン」と呼ばれることもあります。「ネオプレン」は米国デュポン社の商品名ですが、CRとネオプレンは一般的にほぼ同義として使用されています。
ゴムシートはマクセルクレハ製やタイガースポリマー製を中心に各メーカー取り扱い可能です。
ゴムシート素材の標準幅は1000Wで、一部製品には1200Wや1500Wといった規格もあります。
長さについてはゴムの種類や厚みによって異なりますが、一般的には以下の通りです。
・0.5t~3t:10mまたは20m
・4t~10t:10m
今回のような12mm厚(12t)の場合、長さ対応は2m or 5mで、今回は1m×2mの材料から100W×100Lの正方形を切り出しています。
それでは、CR 12tで100W×100L×1枚の重量はどのくらいでしょうか。

手のひらサイズ大ですが、比重を1.2として計算すると、約144gです。
今回は1000枚の加工をご依頼いただきました。
合計重量は約150kgになります。
1枚単体であれば手軽に扱えますが、数量がまとまると相当な重量になります。
■ 搬送に使用している台車
ここで活躍するのが社内で使用している昇降台車です。

テーブル面の上昇は足元のステップを踏んで行います。

テーブル面の下降は手前のハンドルで調整可能です。

弊社では通称「ギコギコ台車」と呼んでいます。
この「ギコギコ台車」という呼び方ですが、商品名でもなんでもなく、昇降動作のイメージから自然発生的に付けられたのでしょうか、由来は定かではありません。
もしかしたら油圧の不具合があり、重い加工品を上げるために一生懸命にステップを踏んでいるときに「ギコギコ」と音が鳴っていたのかもしれませんね。
実際には「ギコギコ」という音が出るわけではなく、ステップ操作時にステップ下部が床にあたってしまい「カーン、カーン」という乾いた音の場合が多いです。
色違いのタイプもあります。

途中で止めることもできます。

荷物の昇降が簡単にできます。
自在車輪には安全ブレーキを装備しています。
油圧シリンダー式で、安定した昇降が可能です。
許容荷重は250kgです。

今回の製品事例は「CR 12t をウォータージェットで加工しました」という内容でしたが、最終的に「ギコギコ台車」の説明になってしまった感じですね…。
ウォータージェットはCADデータを利用して、加工が可能です。
各種CR加工のことなら、ご相談ください。

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