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【ロール材中芯の紙管について、あれこれ】

2022.10.17

ご安全に。

加工PRO 柳瀬製作所では薄物の軟質系シート加工を得意としております。

普段扱っている材料でもゴムシートやフィルム等はロール状(巻物)でメーカーから出荷され、弊社に入荷します。

そして巻物材料を使い終わると最後に紙管と呼ばれる芯が現れます。

生活に身近なところではトイレットペーパーの芯がそうですね。芯なしロールの設定もありますが、ここでは芯ありを想像してください。

ということで、ロール材1本を使い切ると1本の紙管が発生します。

紙管は読んで字のごとく、紙製の管です。

紙管の両端には金属が取り付けてあったり、接着剤を使用したりして製品化されています。

製紙会社より原料となる紙管原紙の値上げがあるものの、紙管メーカー顧客である巻物製品メーカーとの価格交渉は難航し、製紙会社と顧客に挟まれた紙管メーカーからの価格転嫁が進んでいないといわれています。紙管メーカーとしては当たり前ですが、「製品」であるのに対し、顧客側は「副資材」との認識が根強いようです。

紙管原紙の値上げについては、2050年に向けたカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)達成のため、製紙業界が脱炭素に向けた対策投資の必要性に迫られていることが背景にあるようです。

環境に配慮することは、企業経営のかじ取りを行う上で避けては通れない時代、むしろ積極的にアクションする時代になっています。

・しっかりした素材なので、何かに有効活用できないか?

・リサイクル?できないのか?

・そのものをそのままの用途で回収し、再利用できないのか?

そういう私共加工PRO 柳瀬製作所でも、残念ながら使い終わった紙管は最終的に廃却しています。

子供の自由な感性を若干期待しつつ、渡してみましたが、ちょっとは考えるのですが、最終的には振り回すかチャンバラ遊びをするかになってしまいました。

そりゃそうなりますよね。

「モノ」自体の知識量が大人と比較して圧倒的に少ないからしょうがない結末でした…チャンチャン。

何かに取り組もうとすると新たなコストが発生します。何かとお金がかかります。

廃却するのにも昔に比べるとよりお金がかかる時代ですから。

しかし、何かに取り組まなければ新しい何かは生まれてくることはないです。

環境負荷物質を使用しない材料を扱うことだけが、環境に配慮していることになるのかはイコールではありませんが、「できることをできるだけ、小さなことからコツコツと」

各種ロール材加工のことなら、ご相談ください。

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