今回はタキロン製ポリカーボネートプレート「PCSM PS610」厚み0.5㎜をウォータージェットで加工してみました。
この厚みでこの形状ならトムソン抜きも可能ですが、少量でしたのでウォータージェットにしました。
透明な部分がPC加工品で大きさは外径φ477㎜、天井の模様が映りこんでいます。
PCプレートをウォータージェット加工する場合に注意すべき点は、切断面に若干のバリと白化が生じることです。
PCプレートに限らず樹脂プレートをウォータージェット加工する場合、この現象は避けられません。
透明な製品に要求される目的を損ねてしまう恐れがあります。
しかしこの程度のバリで済むとも言えますので、用途によっては全く問題にならないケースも多々あるでしょうね。(画像はバリ除去していない状態)
今回の用途はゴムパッキンの穴位置確認用検査ゲージで、端面のバリや白化は特に問題にはなりませんでした。
透明なので下に敷いてあるゴムパッキンの状況がハッキリ確認できますね。
これで検査もラクラク。