078-998-2323
お問い合わせ

製品事例

トップ ― 製品事例 ― 【CRの硬さはデュロメータータイプAで測定、表示します】

【CRの硬さはデュロメータータイプAで測定、表示します】

2023.1.27

 材料:CR

 加工方法:ウォータージェット加工

 用途:緩衝

 

CRは耐候性・耐オゾン性・耐熱性に優れ、耐油性も良好なゴムシートです。

バランスのとれた、平均した性質をもっているので、合成ゴムの中ではもっともポピュラーで扱いやすい素材だと思います。

このゴムシートはマクセルクレハ㈱製のCB260NEという品番です。

この品番の「60」という数字はゴムの硬さを表しています。

CRの硬さもいくつか種類があり、汎用は60度から65度、軟質は45度、硬質は90度です。

「硬い」とか「柔らかい、軟らかい」という表現は人によって感じ方が違います。そして、表現も違いがあります。

また、同じ対象物であっても、何を基準にするかで表現が変わってきます。

ここで登場するのがデュロメーター(ゴム・プラスチック硬度計)です。

押針や球などをゴム対象物に押し付け、その時に示す抵抗値を数値化したものです。

デュロメーター(ゴム・プラスチック硬度計)を用いて、その数値を測定します。

真上から一定速度で垂直に押し付けて、数値を読み取るので、操作としては簡単です。

デュロメーターには測定対象の硬さに応じていくつか種類があります。

タイプにより異なる押針形状、スプリング荷重が規格で定められています。

タイプが異なるデュロメーターの測定値を比較しても意味がありません。

測定値を表示する場合はデュロメーターのタイプも表示する必要があります。

前述のCRゴム硬さ種類の表現は、汎用は60~65(タイプA)、軟質は45(タイプA)、硬質は90(タイプA)とする必要がありますね。

  • デュロメータータイプA…中硬さ用(A20~90)
  • デュロメータータイプD…高硬さ用(>A90)
  • デュロメータータイプE…低硬さ用(<A20)

今回はCRゴムの加工からはじまり、ゴムの硬さや測定まで話が派生してしまいました。

各種CR加工のことなら、ご相談ください。

株式会社柳瀬製作所

全てのお問い合わせ 代表受付(濱西・中尾)

 代表受付 TEL:078-998-2323 FAX:078-998-2211

 MAIL:kkyanase@oak.ocn.ne.jp

〒651-2228 神戸市西区見津が丘2丁目2-5

お問い合わせ

製品・加工方法・素材・材質・納期・価格等について
お気軽にお問合せください。

加工プロはBtoB専門です。個人様のご依頼は受付けていません。

お問い合わせ
ページの上部に戻る